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トップ > コンサルティングサービス > 評価制度の設計改正


1. これからの人事賃金評価制度
2. 人事制度の設計・改正
3. 賃金制度の設計・改正
4. 評価制度の設計・改正
5. 能力開発・人材育成制度の設計
6. 組織の戦略的再編
7. 業務改善の推進
8. 総額人件費の適正化
9. 雇用調整の効果的推進
10. 役員報酬の改革
11. 高齢者雇用安定法下の人事賃金制度の対応
12. 労使関係の改革
13. 労働協約・就業規則類の改正
14. その他人事労務に関する問題の解決
評価制度の設計改正

@ 評価制度の基本的考え方
A 人事評価の対象と構成
B 実力評価基準の作成方法
C 実力評価基準
D 職責評価、チャレンジ評価、役割評価
E 職責評価
F 目標達成度評価
G リカバリー評価
H 貢献度評価
I 貢献度評価の判断基準
J 業績評価
K 総合評価
L 評価と処遇のつながり



E 職責評価

(1) 大きさの評価基準

職責評価は、業務課題・目標の大きさと難易度の評価。 
 
@ 業務課題・目標の大きさの評価基準
業務課題・目標の大きさの評価は、量的側面からの評価。
業務課題遂行に当たっての責任と権限の広がりと高まりを評価する。

具体的には、業務課題・目標の基本戦略、事業戦略、機能別戦略の遂行上、予算目標達成上の重要度、又は、業務課題・目標の対象領域と人的、物的、金額的規模等の大きさで判断する。

評価は、基本的には3区分で行うが、評価の容易さという観点から、次表のとおり、中間評価を設け、5区分で行う。


  戦略遂行・予算達成上の重要度 対象領域と規模の程度
評価の着眼点と判断要素例 業務課題・目標の基本戦略、事業又は機能別戦略の遂行、予算目標の達成における重要度 人的規模
・削減人員
・獲得顧客数
・動員人員
・対象人員
金額的規模
・売上目標
・利益目標
・コスト削減
・合理化額
物理規模
・建設設備能力
・生産増強能力
・改善規模
評価区分 I 極めて重要な要素で、戦略遂行・予算達成の可否を握る 課題目標の対象領域、人的、金額的、物理規模とも、当社内では極めて広く、大きい
II    
III 戦略遂行・予算達成に当たって、必要不可欠の要素 課題目標の対象領域、人的、金額的、物理規模とも、当社内では中庸といえる
IV    
V 戦略遂行・予算達成の成否に端的に関連することはない 課題目標の対象領域、人的、金額的、物理規模とも、労社内では、狭く、小さい

(2) 難易度の評価基準

A業務課題・目標の難易度の評価基準
  業務課題・目標の難易度の評価は、質的側面からの評価。
  課題毎に本人の職能資格に要求される能力を判断基準とする。
   具体的には、業務課題遂行に必要な知識・技術、経験及び 心身の負担度(緊急性、辛苦性)、前年度実績からの向上度・改善度、目標達成のために求められる方策の難易度等。
  これら要素の設定は、大きさの評価の場合と同様に、重み付けも含め、各社の方針・実態に応じて設定する。
  評価は、大きさの評価基準と同じく、次表のとおり、基本的には3区分で行うが、評価を容易にするという観点から、中間評価を設け、5区分で行う。

評価
区分
職能を基準とした課題目標の難易度 必要な知識・経験のレベル 心身の負担度 前年度実績からの向上度・改善度 目標実現のための方策のレベル
A 職能に比べかなり高度な水準、達成には相当の努力が必要 職能に比べ高度な水準 職能に比べ幅広く、高度且つきつい水準 従来の発想・方策では、前年度実績を上回るのは極めて困難(例:改善度30%程度) 職能に比べ、かなり高度な能力の発揮が必要、上位職能の標準的レベル
A'          
B 職能に比べ相当な水準、真摯な努力をすれば達成可能 職能に求められる標準的な水準 職能に求められる標準的な水準 真摯な努力をすれば、前年度実績を上回ることは可能(例:改善度10%以上20%程度) 高度だが、職能に求められる能力をフルに発揮すれば、実現可能
B'          
C 職能に比べ容易な水準、余裕を持って達成可能 職能に比べ余裕がある水準 職能に比べ余裕がある水準 前年度実績が低かったので、努力すれば上回ることは可能(例:改善度10%未満) 本来の職能を発揮すれば実現可能

(3) 大きさ難易度のマトリックス評価基準

職責評価は、当年度の業務課題・目標(個別)の大きさと難易度の評価結果を、下表のとおり、マトリックスによる組み合せで評価する。



(4) チャレンジ評価

チャレンジ評価は、業務課題・目標の設定に顕現された挑戦意欲・行動計画のチャレンジ性についての評価。
下表のとおり、創造性、革新性の観点から加点評価する。
チャレンジとは、現状を改革して行く本人の意欲・行動計画を言う。

評価区分 チャレンジ度のレベル 加点評価
創造性が求められるレベル 当初申告した目標、又は、面談の過程で上司の要請等により上方修正した目標について、その達成には、なぜその目標を設定したのかという趣旨等の原点に立ち返って、実現方法等について思い切った発想の転換、創造的工夫が求められる厳しいレベルの目標。 0.1
革新性が求めれらるレベル 当初申告した目標、又は、面談の過程で上司の要請等により上方修正した目標について、その達成には、実現方法等について更なる創意工夫、達成努力が求められる厳しいレベルの目標。 0.05